仮眠(かみん)とは短時間の睡眠を取ることである。成人しているヒトは一日7~8時間の睡眠が必要と言われるが、満足な睡眠時間を得られない場合にそれを補足する形で仮眠を取ったり一日の生活における睡眠そのものが仮眠であったり、生活リズムに昼寝を取り入れそれがあたりまえの生活になるなど各人の生活により仮眠の有無や頻度が大きく異なる。昼寝は最も代表的な仮眠で、昼食後に数分から2~3時間程度の睡眠を取ることを指す。通勤・通学などにおける移動の際にバスや列車の中で寝る行為や会議中・授業中などに寝る行為も仮眠のうちであり、通常の座っている姿勢のまま目を閉じたり机の上に置いた腕を枕の代わりにして伏せて寝たりする体勢が一般的である。また、24時間勤務等の警備員・守衛等の職業も交代で仮眠を数時間取るのが一般的である。南ヨーロッパでは昼食後の昼寝をシエスタ(Siesta)と言う。また、15~30分の仮眠が脳を活性化するという研究結果が出ている。しかしそれ以上の仮眠は逆に脳の活性を下げ、また夜の不眠の原因にもなるとも言われる。
引用:フリー百科事典 ウィキペディア日本語版