第12回
五月病を乗り切る
〜適応障害はどうやって克服するのか~


五月病(ごがつびょう)とは、新人社員や大学の新入生などに見られる、新しい環境に適応できないことを言います。みなさんもこの時期は、いろいろと思い悩んだりしているかもしれません。

最近、わたしが自分自身の体験から学んだことは「適応しようと頑張りすぎないこと」

 わたし自身は、完璧主義ではありません。

でも「頑張れば、どうにかなる」「あきらめたくない」

といった負けず嫌いな面は人一倍強いかもしれません。

「認めてほしい」「評価してほしい」「理解してほしい」

なんて思いはじめたら、さあ大変!

相手が受け入れてくれなければ「どうすれば、認められるのか」 「どうすれば、評価されるのか」 「どうすれば、理解してくれるのか」 と延々と悩んでしまいます。

でも答えは「相手」が持っています。

つまり「答えの出ない問題」に悩んでいる状態。 答えは出ないのですから当然、ストレスは溜まりますよね。

1-お悩み1

相手とは未知のものです。

自分の思考の癖を振り返って、もし自分では解決出来ない事で悩んでいないか考えてみましょう。そして、「適応できないことも多くある」「解決しない問題もある」という前提で自分はどうしたいのか、どうすれば満足できるのかを冷静に考えてみる。そうすると答えは意外とすんなり出るかもしれませんし心の平静も保てます。

めば悩むほどストレスによって睡眠の質は悪化します。 睡眠の質が悪化すると自己評価も下がります。 負のスパイラルから抜け出せるように、まずは自分にできる範囲の目標を立てましょう。

頑張り過ぎはやめましょう。

相手や環境など、思い通りにならない事で悩むのはおやすみ。おふとんに入ったら嫌なことは考えずに、まずはしっかり睡眠をとりませんか。