自律訓練法


自律訓練法(じりつくんれんほう、autogenic training)とは、1932年にドイツの精神科医シュルツ(Schultz,J.H.)によって創始された自己催眠法であり、治療技法である。ストレス緩和、心身症、神経症などに効果がある。もとはドイツの大脳生理学者フォクトの臨床的催眠研究に基づく。シュルツによる技法の原型は1926年に発表した”autogene Organ bungen”である。 その後基本的枠組みが確立し、1932年に自律訓練法として再体系化されたものが発表された。この年が自律訓練法の創始年とされている。 日本で自律訓練法が初めて紹介されたのは1950年代に入ってからのこととなる。

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