掻巻(かいまき)ふとん


袖の付いている布団で主に冬寒い時期に掛け布団として使用する寝具。「はんてん」や「どてら」の裾を長く大きくしたような形状で、はんてん等は後ろから羽織るが、かい巻き布団は前から袖を通し仰向けにして寝る。首や肩をすっぽり覆いあたたかく、布団を蹴飛ばしてとれてしまうようなことが少ない。【掻巻布団/かい巻き布団/かいまき布団】