「時差ボケ」は体の中の時計が刻む時刻と、社会の時計が刻む時刻がずれるときに起きる現象です。
体の時刻が「夜」にも関わらず、出張先や旅行先の現地時刻が「昼」であれば、体はだるく本調子がでないもの。また、その逆であれば、体は「昼」の状態で活動に適した状態なのに、現地は「夜」。眠らないと翌日の仕事やレジャーに差し支えることがわかっているのに、眠ることができない。これが時差ボケで起きる問題です。
では、渡航先ではどう対処するのがよいのでしょうか。3つのポイントを紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<現地で快適に過ごすための3つのポイント>
★ 初日の「夜」に眠りましょう
■ 飛行機を夕方から夜着の便を選ぶ
■ 飛行機に乗ったら現地時刻に時計を合わせ、「深夜」の時間帯に食事をしない
■ 飛行機でとる仮眠は最小限に
眠気をためておいて、現地のはじめの夜にぐっすり眠ると、体のリズムが合わせやすくなりますよ。
★ 最初の「朝」に光を浴びましょう
★ 起きてから3時間以内に日光を浴びましょう
体内時計をリセットするのは、太陽の光の役目です。
朝食を窓際で食べたり30分程度の散歩をしたりするのもよいでしょう。