第11回
GW明け、眠れなくなったら五月病!?
〜4月に大きな環境の変化あった人は要注意~


実は、この五月病、良く聞くこの言葉は正式名称ではないそうです。

 

「五月病」とは、4月に進学、就職、部署移動などで環境が大きく変わるなか、新しい環境にうまく適応できず高いストレスを感じてしまい、うつ状態になる精神的症状を指すもの。

医学用語では適応障害という病名となっており、5月や6月に限定されるものでなく環境に応じて年中発生するものと定義されています。

 

そのストレスの要因は「新しい環境とそれによって引き起こされる不快な現象」です。

 

「新しい環境についていけない」「新しい人間関係がうまくいかない」「入試や入社試験といった大きな目標を達成し、次の目標が見つかっていないことによる燃え尽き感を感じている」「イメージしていた理想と実際の現実へのギャップに悩んでいる」など、これと似た感覚を持っていて、体調や心に不調を感じていたら、気分をリフレッシュする必要がありそうですね。

 ため息 (2)

五月病の予防として一番効果的なのは「睡眠リズムを乱さない」ことです。

睡眠が不足するとうつ病のリスクが高まる」という事はよく知られています。

GW明けはレジャーや、のんびりとした実家などでの生活で、いつもの生活リズムが崩れており、食べすぎたり飲みすぎたりと身体にも負担がかかった状態になりやすいもの。

遅くまでゲームなどをして夜更かしたり、日差しを浴びずに眠り続けていたり、遊び疲れて翌日は夜まで熟睡していたりすることで、よい睡眠が充分にとれず、五月病の素地をつくってしまいます。

 五月病対策

1)どんなに疲れていても、いつもの睡眠時間より2時間以上は眠り続けない

2)なるべく10時までに太陽の光を浴びる

 

最低限、このふたつのことを守って、五月病になりにくい状態をつくりましょう。