スペシャルトークVol.10
アスリートたちの夜 日テレ・ベレーザ 岩清水梓選手 籾木結花選手




 

Q1.大一番の試合の前日の夜の過ごし方とは


岩清水選手

岩清水選手:

普段通りを心掛けていますが、明日は決勝だとか、そういう大事な試合があるという気持ちはありますので、緊張はしますね。最初はポジティブでしたけど、キャプテンを務めたり、センターバックというポジションで守るようになってからはいろいろ考えるようになり、不安になることがあります。考え過ぎると眠れなくなるので、そこは一度考えるのをやめて、明日考えよう…当日になって考えようと思うようにしています。

そうすると今やるべきことは寝るだけなので、頑張って寝ることに集中します。

それでも本当にダメなときもあるので、その時はあきらめて別の事を考えます。


籾木選手

籾木選手:
私はわくわくして興奮してしまうので、緊張して寝れないというよりは、早く試合をしたくてたまらないって感じですね。なので、意外とスッと眠りにつけることが多いです。

 

Q2.寝る前のルーティンとかはありますか?


岩清水選手

岩清水選手:

私はあまり決めていないです。ご飯を食べる時間も練習が終わってからなのでまばらな時間になりますし、帰る日もトレーニングが夜に終わって、そこから治療して帰ることがあるので、遅い日がもあります。目指せ12時前みたいな目標を立ててなるべく早く寝るようにしていますけど。

色々決めてしまうと、海外に行ってイレギュラーが起きた時に対応できないので、私はあまりいろいろと決めないようにしています。


籾木選手

籾木選手:

私はお風呂に入ってからストレッチとか体をほぐしたりする時間を、自分の好きなテレビを見ながら過ごしています。寝る時間は、練習が夜にあるので早くて12時とかですね。なるべく早く寝れるように頑張っています。

 

Q3.負けた時の夜の過ごし方


岩清水選手

岩清水選手:

負けたときは本当に悔しいですね。心に結構なダメージが来るので、そういう時はお酒の力を借りてでも切り替えるようにしています。出来るだけ楽しい時間を過ごして寝るようにしています。

ただ朝起きるとまた負けたことを思い出して結構落ち込みますけどね。

考えてしまうと寝付けなくなるのであまり考えないようにはしています。

代表の時は次の試合が二日後といった感じで、直ぐに控えている事が多かったので、負けた試合を引きずる時間もなく、次の試合の準備をしなきゃいけないなと否応にも無理やり次にという風にシフトして過ごしていました。


籾木選手

籾木選手:
私はあまり落ち込むってことはないですね。
負けたら負けたことは変わらないので、それはもう受け止めるしかない、次に切り替えるしかないと思っています。
だから試合前とかでも眠りにつく事は意外と簡単にできます。


岩清水選手

岩清水選手:
大人な答えだね!モミちゃんの方が大人だわ(笑)


籾木選手

籾木選手:
勝ってうれしい時も、負けて悔しい時も、さほど睡眠に影響するってことはないです。寝るのが好きなので(笑)

Q4.最高のパフォーマンスをした時の夜の過ごし方はありますか?


岩清水選手

岩清水選手:

良い時もお酒飲んじゃいますね、自分へのご褒美みたいな(笑)。でも、それ以外でいうと、ちょっとパフォーマンスがよかった時は、その週何をしていたのかを考えますね。その週は良く寝れていたのかなとか、何がよかったのかなというのを思い出します。

お風呂に良く浸かったからかなと思ったりもしましたが、同じ事をしても次の週のパフォーマンスに表れるかと言ったらそれも違うので…難しいですね。いまだに答えはわかっていません。

でもやっぱり睡眠時間というのは選手にとっては一番大事なのかなって思っています。


籾木選手

籾木選手:

私は本当にどんな時もいつも同じなんですが、ベレーザで初めて出場した試合で、初得点したんですけど、その試合だけは今でも頭に焼き付いていて、忘れられない試合なんです。その日は家族と夜ご飯に行って、ちょっとしたパーティを開いてご馳走して貰いました。ただ、その日も普通に寝ちゃいましたね(笑)

Q5.今でも思い描く最高の夢とはなんですか?


岩清水選手

岩清水選手:
なかなか難しいですね。これまでは、ワールドカップ優勝とか、オリンピック優勝は叶っていないんですけど、そういった世界大会で活躍することを目標に、チーム活動を頑張ってきました。それを逆算して、一日一日の過ごし方を考えたり、練習を増やしてましたね。
今ではそれを伝える側に回って、もちろん後輩達も自分の意志でいろいろやっていますけど、こうした方がもっといいよとかアドバイスを行ったりしています。自分があと何年現役を続けられるかはわかりませんが、少しずつ指導とか伝える側に移りながらも、ずっとトップでやり続けていくというのが今後の夢ですね。


籾木選手

籾木選手:

私は具体的になってしまうのですが、大きなスタジアムで満員の観客の中で、自分がゴールを決めてスタジアムがどよめくっていうのを想像しています。それを世界の舞台や、2020年の東京オリンピックとかでやってみたいというのが今の夢ですね。代表に入って、試合に出て、決勝戦でゴールを決めるというイメージを常に抱いています。