第15回
時差ボケの乗り切り方(その3)
〜体のリズムを味方につけて時差と上手に付き合おう~


「社会的時差ボケ」というのは、「時差ボケ」でいう、体の中の時計が刻む時刻と、社会の時計が刻む時刻がずれるときに起きる現象を、時差のない国にいながら、起きてしまう現象をさしています。

いま、これが社会問題として取り上げられるようになってきました。

「社会的時差ボケ」は、リズム障害の一種である病気が原因である場合や、乱れた生活スタイルにより、自ら作り出してしまっている場合があります。

実は、カラダのリズムは人それぞれです。

たとえば、朝に強く、規則的な生活をおくりやすい「朝型」 夜更かしや不規則な生活パターンやシフト勤務にも対応でき、朝に弱い「夜型」 そして、その「混合型」というように、その人が持っているリズムがります。

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いま、このリズムが原因で、会社や学校の決められた時刻に合わせて、規則正しい生活をおくろうとしても、おくれない人たちが増えているようです。

規則的な生活が得意な「朝型」なのにシフト勤務につけば、リズムを崩されすぐに体調の悪化を感じることになるでしょうし、夜に調子が上がる「夜型」なのに早朝から決まった時刻に大事な会議があるような部署に配属されたら、これまたカラダに鞭をうって、頑張って出社したとしても、頭がぼーっとした状態で使い物にはならないでしょう。

わたしは、セルフチェックをしたところ、「やや朝型」でした!!

みなさんも、「朝型夜型チェック」で検索するといろいろなサイトが出てきますので、一度試してみてはどうでしょうか?